『全国高校生の今、そして近い未来は』

                            牧師 林 宣雄

 全国私立保育園連盟が全国の高校生393,936人に対して、近い将来、親となる今の高校生の意識調査をした。子ども人口が13.8%となり、他国と比べても低い人口割合である。この調査で、高校生のイメージについて今までマスコミなどで伝えられていたのとはかなり違った側面があきらかにされた。高校生が健全に育ち、家族を大切にしながら生活をしている。兄弟姉妹は2人から3人を望み楽しく明るい家庭で家族そろっての食事も見られる。相談相手は母親の割合が高く、父親は低い。個性についても、外見よりも自分たちの考え方を認めてほしいと望んでいる。悩みはやはり人間関係である。結婚後の共働きについても、互いに協力して家事や育児をする。

日本の未来については、暴力や争いがない社会、自然が保全され自然と共存できる未来を描き、福祉の充実を強く求めている。

 内容を少し詳しく紹介すると、兄弟姉妹がいたほうがよい理由として@家族が明るくなるA一緒に遊べるB相談相手が必要である。高校生の望ましい「家族」とは@安心できるところA笑いがあるところ、と答えている。親のしつけについては95%が必要としている。以外に思ったのは、赤ちゃんを抱いた経験が77.5%の高校生があると答えている。

 日本の将来について、80%以上が子どもが少なくなることについて社会に影響が出ると答えている。親との同居は結婚するまで一緒に暮らしたい。いったん独立するが、介護が必要になれば同居する。

 私たちの近くにいる高校生について余りにも知らなすぎる。マスコミが報道することにイメージを重ねすぎてはいないか。もっと彼らと身近で語り合いたい。教会は若い人たちが自由に集まって語り合える場を提供しなければならないと思った。


                      〔2005年8月21日〕