止揚学園40周年記念式典に参加して

 

保育園 職員

         安藤 紀子

  (平成141014日)

 

 止揚学園の現状や内容もよくわからないまま、当日参加させて頂きました。何をどう表現していいのかわかりませんが、私にとって大変よい学びの場でした。

 
 敷地内に入ってすぐ、あったかいものを感じました。式典の間中、ゆったりとした時間が流れ、やさしい雰囲気に、いままでにないものを感じました。上から下への押しつけ、義務感ではなく、本当にすべての人々、ものに感謝しておられることがわかり、平等に暮らしていく豊かさを知りました。これまでの道のりは苦労の連続であったはずなのに、明るく元気のいい学園の人々に、自分に欠けているものを感じ、恥ずかしい思いになりました。障害を特性と見て、暮らしていく互いに助けあって生きていく学園に“保育”というより“生きる”原点を見ました。どうしても子どもの気持ちより、自分の都合を優先してしまう。しかし、子どもたちは敏感にそんな私に反応して、反発したり、抵抗したりします。いつも徹底した子どもの態度に最後は教えられています。 未熟な自分に限界を感じることも多くなった最近、この学園に行くことができ「私にはまだやることがある」「やりたいことがある」と思うことができました。同じエネルギーを持ち続けることは難しいですが、繰り返し学習することで、少しでも本当の優しさを身につけた保育に近づきたいと思います。

 
 何より、自分を受け入れてくれる子どもたちに囲まれて元気な体と悩むことのできる心を持っていることに感謝して「今日はどんな姿を見せてくれるのかなぁ。」と一日の仕事に出かけられる日を増やしたいと年齢に抵抗して思っています。