『身近な人々』

                        林 宣雄 牧師

新年明けましておめでとうございます。

正月になると家族や友人など「身近な人々」が談笑する。石井桃子さん(作家)が『幼ものがたり』という本の中で、ご自分の「身近な人々」を短く紹介している。

 「病む祖母を慰めようとして、父の友人がある夜、蓄音機(ちくおんき)をもって聞かせてくれた。そのころ、蓄音機はめずらしく・・・近所の人たちも招いて表座敷はいっぱいになった。私は母に抱かれ、うつらうつらしながら胸にしみる音曲を、きれぎれに聞いた。」

「私が外から帰ってくると、表の部屋の上がり口のまん中、(から)(かね)火鉢(ひばち)を前にして(すわ)っている。・・・祖父は(はな)紙をとりだし、私のほうへつきだす。・・・そのほうへ鼻をつきだし『ちん!』とするのである」

 私たちの「身近な人々」はどんな関りをもっているのだろう。意識しよう!!

()きよ、(ひかり)(はな)て。

 あなたを()らす(ひかり)(のぼ)

 (しゅ)栄光(えいこう)はあなたの上に(かがや)く。」

           (旧約イザヤ書60章1節)


 
                                〔2006年1月1日〕