「花の日」礼拝について

 

林 宣雄牧師

 

 教会では、6月の第2日曜日に両親が子どもを神に捧げる日として特別礼拝をします。

 1870年に、この行事に「花」が添えられる礼拝となりました。花のように、すくすくと育ってほしい、という願いをこめます。

  「はなのように あかるく あかるく
   いちにち みめぐみほめうたう
     こども こども しゅのこども」
             (幼児さんびか59番より)

 子どもたちがもちよった美しい花を、日頃お世話になっている方々や警察署、町役場に持参して「ありがとう」のあいさつをします。

 モンゴルの昔話に「狩人(かりうど)(はな)(せい)」が伝わっています。狩人は美しいユリの花を折って持ちかえろうとしました。その花の色がうすくなったので道ばたに投げすてました。ところがユリの花は、いつのまにかまた根を下ろし、あざやか色のなったのです。狩人はもちかえって、根っこごと(どう)(くつ)の入り口に植えました。毎朝、花に水をやり大切に育てました。

 すると、入り口に植えてあるユリの花がゆらゆらとゆれはじめて、いきなり、長い髪の美しい娘になりました。狩人と花の精は、人もこない山の洞窟でなかよく暮らしました。

 「野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、(つむ)ぎもしない。」
                (マタイ第6章28節)


               〔2006年6月11日〕