『結婚するあなたへ』

 

林 宣雄牧師

 

 かなり前のこと、教会にある方から電話がかかってきた。「あの、教会で結婚式をさせたいのですが」「あなたが結婚をされるのですか」「いや、父と母なのですが親孝行をしようと考えましてね」牧師である私は始め何かと思った。「あの、ご両親が再婚されるのですか」「いいえ、父と母は結婚しているのですが・・・」私は???と考え込んだ。「ひょっとしたらキリスト教の結婚式をもう一度させてあげたいと」「そうなんです」

 結婚は、人生における重要なことです。よく結婚の条件として高学歴、高収入、高身長の人と結婚したいと願うそうです。これを三高というのだ。昔の高等学校の名前ではないのです。わかりきったことですが何々、このことがわかりきれていないです。結婚は生活です。生活に伴う責任とか負担、面倒なこと、重荷もおこってくるのです。どうせ離婚するなら結婚をせず同棲でもしたほうが快適だと言う人もいる。人は孤独で単独に生きるものではなく、異なる性をもつ者と共に生きる。

 主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」
                  (創世記第2章18節)

                 〔2006年3月26日〕