『大和路のシンフォニー』

林 宣雄牧師

 

 新年明けましておめでとうございます。

 「大和路」というと、歴史が刻まれた社寺仏閣、公園でたわむれる鹿の群れ、緑の山々などの情景が思い浮かばれるでしょう。

この大和路には大陸文化の流れを受け古代の人々が生きた地であります。シルクロードの終着地でもある奈良の東西文化を思う。アジアのいろいろな民族楽器の多くは西アジア、中央アジアで生まれたと言われています。例えば、ピアノの前身はサントゥールという楽器でペルシアで生まれた。これがシルクロードを経て改良に改良をかさねながら東へ行くとヤンチン(掲琴)になり、西に行くとピアノになりました。バイオリンもそうです。東と西では、違う()(いろ)になります。古代人は音楽を祈りと考えていた時期があります。

 城之内ミサさんの作曲で詩人の青木はるみさんの詩を大和路シンフォニーとして奏でる。

 熱く熱く 息づくよ つづくよ つづく

 時空を超え 時空深め (つばさ)を得た大和路よ 

 きらめき きらめき 大きな 海となり

 波打ち 世界に 誇れる遺産

 そうそうと鳴る風 そうそうと うたう

 今年も神の御啓導を祈ります。

〔2007年1月7日〕