『世界祈祷日について』

 

林 宣雄牧師

 

 世界の各国のキリスト教会の女性たちが中心となって、同じ式文(プログラム)を使って祈りを捧げます。あらゆる違いを越えて理解と連帯を深め、信仰を確認します。この起源はアメリカのメソジスト教会、バプテスト教会が始まりです。多くの女性たちが希望や悲しみ、喜びを共有する機会となっている。

 今年の世界祈祷日は3月2日(金)です。

主題は「神の天幕のもとに結ばれて」です。

この祈祷式文はパラグアイの女性たちにより準備されました。神の天幕(テント)と(がい)(とう)(マント)の相互関係が示されます。今に見えるかたちで示されています。天幕は棒で支えられる青い布と、それを女性たちが運ぶ様子によって視覚に入ってきます。英語のfabric of society(ファブリック・オブ・ソサイティ)とは社会の布、つまり社会構造を表す言葉です。社会構造が一枚の布であるというイメージは、社会構造を引き裂く力を表す時や強めるものとして用いられます。布は用い方によって多様な意味を表し、たくさんの糸で(つづ)る織物、衣服、テント、美を表すものとして用いられます。神の天幕は世界中のいたるところに張り巡らされており神が私たちを受け入れてくださることを確信できるのは、すばらしいことです。(この紹介文は世界祈祷日国際委員会 アイリーン・キングさんの序文から引用しました。)

〔2007年3月11日〕