「ペンテコステについて」

林 宣雄牧師

 

 復活祭から五十日目の日曜日を教会では特別な日として祝います。弟子たちに聖霊が(そそ)がれたことを記念する日です。ペンテコステとはギリシャ語で五十日目、つまり()(じゅん)(さい)を指します。使徒言行録第二章によると、この五旬祭の日に、イエスの弟子たちに聖霊が降りたと記されています。(使徒2:1〜4)

 天にいるイエス・キリストから聖霊を注がれた弟子たちは、福音を()べ伝える(むれ)になっていった。キリスト教会の誕生日です。この弟子たちに注がれた聖霊が、いま現在の私たちにも注がれて、神との生きた交わりが保たれて信仰が力強く、日々の生活の糧となる。

 聖霊とは(さん)()(いっ)(たい)の第三位格にあたります。

絵画などでは(はと)の絵柄で表わされる。教会の祭色には、聖霊の炎を示す赤が用いられる。

 英語ではWhitsunday(ホイットサンデー)といいます。

ペンテコステの日に、バプテスマを志願したクリスチャンが着た白い衣に、この名は由来するといわれる。いまでも、この日は白い服で礼拝に参加する習慣をまもる教会もあります。また、教会によっては聖霊の色である赤いものを身につけて礼拝に参加することもあります。ポーランドではこの日を「緑の日」と呼んでいる。ヨーロッパを旅行する場合にペンテコステの翌月曜日を休日扱いとなっている。国が多いので買物には気をつけましょう。

〔2007年5月27日〕